ついにうちにもヴァーチャルリアリティな世界がやってきた。
仮想現実とか漫画やアニメの世界での話かと思ったら意外と身近にまで近づいてきていた。
これはSAOみたいなフルダイブ型が登場するのもそう遠くない未来なんじゃね?
ということでワクワク感を我慢しつつ、解説をしながら開封の儀といきたいと思う。
※記事掲載が前後してしまったが
巨大なケースからサイバーパンクなデザインのHMD
注文から1日。
ついにうちに届いた巨大なケース。

手前に置いた缶コーヒーからその大きさが想像できるだろうか。
さっそく開封してみると刺激的な緩衝材の香りに頭痛を覚えつつもケースサイズのマニュアルが姿を現す。
そこにはセットアップのドライバなどのダウンロード先が大きく書かれている。
中身は各言語で書かれたプレイエリアのサイズ説明や、同梱品の名称の説明とシンプル。

もう完全にネットでダウンロードしてやってねということだ。
そしてマニュアルを避けるとさっそく現れる。

ここで合わせずにじっくりいこうじゃないか。
まず左下にあるのがこれ。


ベースステーション
トラッキング用のレーザー内臓のベースステーションが2基。
これでプレイエリア内でのプレイヤーの動きをスキャンする。


鏡面仕上げの表面、そして裏面と側面に付属の壁面スタンドや市販のスタンドを取り付けることができる。
標準規格1/4-20 UNCのネジ付のスタンドなら取り付け可能。
滑り止めのゴムマットもついているので棚の上などに直置きでもできる。
そして端子類は左から電源アダプタ、モード切替スイッチ、同期用、バージョンアップ用のUSB端子が取り付けられるようになっている。
コントローラー
ステック型のコントローラが付属する。

手からのすっぽ抜け防止のストラップもちゃんと付いている。


5つのボタンに1つのトリガー、そしてトラックパッドが装備されている。
これらを駆使しでゲームをプレイすることになる。
充電器と電源アダプタ類
そしてコントローラなどの箱の下に入っているのがこれ。


ベースステーション用の壁面マウントキット、同期用ケーブル、ベースステーションの電源アダプタ、コントローラーの充電ケーブルにアダプタととにかくたくさんの同梱品。
リンクボックス関係
左上の蒼い箱の中に入っていたのがこれ。

交換用フェイスクッション(小)、リンクボックス、リンクボックス固定用パッド、HDMIケーブル、USBケーブル、電源アダプタ、イヤホン、クリーニング布、取扱説明書。
リンクボックスはわかりやすいように色分けされてる。
オレンジがヘッドマウントディスプレイからくるHDMIケーブル、USBケーブル、電源ケーブルを接続する。

そして反対側はPCのUSB3ポートに接続したケーブル、PCのグラボにあるHDMIポートに接続したケーブル、電源アダプタを接続する。

※不具合が起きやすいので、グラボにはHDMIの使用が推奨。
フェイスクッションは裏面がマジックテープになっているので取り外しは簡単。

取扱説明書には眼の幅を計る方法がかいせつされていて、メモリ付きになっているのでこれで鏡などを使ってあらかじめ計っておこう。

ヘッドセット
そして右にひときわ大きな袋に入ったものこそがヘッドセットだ。

サイバーパンクな世界を彷彿させるその外観はとてもクールでカッコイイ。
くぼみにはセンサー類、正面下にはカメラが装備されている。

バンドは側面と上からの固定式で、マジックテープになっているので自由に調節ができ完全に固定することができる。

ヘッドセットの上部からケーブル類が背面へと続く。


1本はイヤホンジャックになっていて、そこに付属のイヤホンを接続する。
その他ケーブル類は5mの長さがあり、使用時に邪魔にならないようになってはいるが、さすがに歩き回るとひっかかりそうでやばい。
内部の紙製カバーを外すと現れる二つのレンズ。

外側側面にあるツマミで幅を調整できるようになっている。

調整はあとですることになるが、画面に数値が表示されるので先に調べておいた目の幅に合わせればいい。
そしてノーズフィツト部分だが、外国人規格になっているので、平たい顔族である日本人には若干の隙間ができてしまう。

どうしても気になる場合はそこに薄いクッション材でも噛ましてやれば問題ない。
セットアップについて
詳しい設置方法や使い方についてはこちらにまとめておいたので確認してほしい。
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最後に
Vive本体の値段に加え、高性能PCまで要求してくる高性能VRHMDだが、きっとそれに見合うだけの興奮と感動を感じるはず。
自分にあったものにカスタマイズすることも可能なところがまた面白い。

イヤホンをワイヤレスの7in1chヘッドホンに変更。
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前面にはモーションキャプチャーデバイスを取り付けた。
これで現時点で最強のVRHMDといえなくもないスペックになった。
今後の新作ゲームソフトにも期待大だ。
ちなみにVirtual Desktop(1,480円)を使えば仮想空間に浮かぶパソコン画面なんて使い方も可能にる。
動画や映画などを再生すれば映画館で見ているような迫力ある映像も楽しむことができてしまう。
VRHMDにどんな使い方を求めるか、それはあなた次第だ。
